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認知症診療
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当院ではコウノメソッドに準拠した認知症診療を行っています。
近年認知症の患者さんの増加は著しいものがあります。豊頃医院でも認知症もしくは予備軍と思われる患者さんが目立つようになりました。社会の高齢化に伴い老人人口が増え認知症患者さんの増加に専門医療機関が十分対応出来ていないのも現実です。そのため地域医療をになう立場として認知症診療は地域医療の大事な分野となっています。
しかしながら、医学の中で認知症診療の歴史は比較的新しく、患者さんの的確な診断・治療を行うのは難しい事が多いのも事実です。コウノメソッドは日本における認知症診療の第一人者である河野和彦先生(名古屋フォレストクリニック)が公開している認知症診療法です。コウノメソッドでは患者さんの症状を慎重に診察し、認知症の病態を推定し、その患者さんの病態に基づいた治療を行います。難しい医学用語でいうと「症候学的な診断・治療」を中心とします。もちろん必要に応じてCT・MRIや血流シンチなどの検査も行います。
認知症治療では普段から患者さんと接し介護している介護者が重要であるとの基本的な考えから、介護者に積極的に病気の理解をしていただき薬の使用量も介護者の判断で適切量にしていただく余地を持つようにしています。介護者が一番真剣に患者さんに向き合っているのですから。
豊頃医院ではコウノメソッドに従って認知症診療を行っていますが、コウノメソッド以前に比べて診断根拠がより明かとなり治療効果が改善しています。患者さんを診察すればするほどコウノメソッドの有効性が明らかになります。
コウノメソッドで推奨している保険外治療法
1)フェルガード
認知症治療薬は対症療法薬がほとんどのため、脳神経機能改善作用が期待できる医療用サプリメント(フェルガード)も積極的に使用します。米ぬかから抽出されたフェルラ酸と西洋トウキ(ガーデンアンゼリカ)を主成分とします。認知症予防にも使用できます。
豊頃医院にて販売しています。価格は担当者にお問い合わせください。
2)グルタチオン療法
希望する患者さんには、自由診療になってしまいますが、グルタチオンという薬(健康保険で認められている量以上で効果があるため保険適応外になってしまいます)の点滴を行います。欧米ではパーキンソン病の治療として行なわれ効果が認められています。パーキンソン病や類縁疾患であるレビー小体型認知症に効果があり、歩行や意識障害の改善効果があります。
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